丸岡城は日本最古の天守閣!近場なのに初めて行った体験談と感想

お城巡り

こんにちは、えーしんです。

今回はお正月休みを利用して行ってきた、丸岡城についてご紹介します。

丸岡城は車で40~50分くらいで行ける近距離なのですが、初めて行きました。遠目では何度か見てはいますが、行ったのは初めてです。ちょっと恥ずかしいですね!

近場だといつでも行ける気持ちで、なかなか行かなかったりするものですね。

丸岡城までのアクセスについて

丸岡城は、福井県坂井市丸岡町にあります。

車での移動が日常になっている福井県では、車でのアクセスがオススメですが、バスの乗車でも行きやすいですよ。

車でのアクセス

●北陸道丸岡インターチェンジから約5分。

●国道8号線から一本田中第2交差点から東へ約2分。

公共交通機関

●JR福井駅前京福バス乗り場から丸岡線で約35分乗り、終点丸岡城で下車すぐです。

●JR芦原温泉駅前京福バス乗り場から芦原丸岡永平寺線に乗車約20分、丸岡城停留所下車すぐ。

最寄りのJR駅は丸岡駅ですが、日中の丸岡方面のバスは2時間に1本しかないので、丸岡城まで結構離れている為そこまでタクシーになってしまします。

公共機関はそれぞれの駅からバスに乗ることをオススメします。

丸岡城に行った感想と体験談

小高い丘の上に丸岡城はあります。

近くまでは行ったことがあるので、思った通り大きなお城ではありません。

私は家から車で裏道を通って行けます。国道を使うことが普通ですが、自宅からは文殊山という山を超えて行ったほうがかなりの時間短縮になります。

丸岡城の周辺やオススメの季節について

丸岡城の周辺は、日本庭園式公園の「霞ヶ城公園」として整備されていて歴史や文化的資源を」有効に活用している公園として、「日本の歴史公園百選」に選ばれています。

また、丸岡城天守閣を取り囲むようにソメイヨシノが植えられているこの公園は、「日本さくら名所100選」として選ばれています。

私はまだ丸岡城の桜満開を見たことがないのですが、丸岡城の近くに住む知人に聞くところによると、桜満開の春が最高に良いと・・・。桜から作り出されたような丸岡城が浮かんで見えたり、ライトアップされる桜や丸岡城がすごく綺麗で見ごたえがあるそうです。

今年の春には是非行こうと思いましたね。少し遠目に見るのが良さそうです。

丸岡城について

丸岡城とは現存する天守閣は全国で12か所しかなく、北陸では丸岡城のみです。

この丸岡城は現存する最古の建築様式を用いてるとみなされ、戦後に定められた「文化財保護法」で天守閣は国重要文化財の指定を受けています。

丸岡城の天守閣に入ってみる

やはり天守閣に入ってみないと・・・!

実際周りは住宅地なのですが、丸岡城の天守閣は小高い丘にそびえています。

外観は2階建てに見えますが、内部は3階建てになっています。

城内へは急な石段を登って入っていき、1階の壁には石落としや狭間(さま)を見ることが出来ます。

江戸時代に作られたお城は、城主の権威を示すために大きく立派な多層式のお城が目立ちますが、丸岡城は戦国時代の雰囲気で豪華さより、いたる所いる敵に対する備えの方が目を引きます。

1階から2階から3階に登る階段は傾斜何度だろと思うほど急な階段で、登り綱があるほどです。その助けをかりながら登っていきます。

以前に行った松本城よりかなりの傾斜でした。すごく怖くて登ろうかどうしようか迷うくらいでしたが、せっかくだから登ってみましたが、足がガクガク、筋肉痛になるほどすごい階段です。一段ととっても怖い階段で、傾斜70~80くらい?とそんな感じでした。

最上階の3階は天気が良ければ四方の窓が開いているそうで、行ったその日はお天気はさほど良くはありませんでしたが、四方の窓が開いていて、景色を堪能することが出来ましたよ。田園風景や山並みを見渡せます。

日本一短い手紙が有名

日本一短い手紙と聞いてもピンとき来ませんね?

丸岡城主と日本一短い手紙について

丸岡城主は初代の柴田勝豊から始まり、その後明治維新まで17代まで続きます。

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」このような手紙は徳川家康の忠臣、本多左衛門重次が陣中から妻に宛てて送った手紙です。短い文章の中に大事なことが簡潔に明瞭に書かれています。このお仙とは後の丸岡藩主(丸岡城主としては6代目)になる本多成重の幼名です。

後々の丸岡城主とこの一筆啓上から始まる日本一短い手紙が、今後繋がっていきます。

一筆啓上について

丸岡城がある福井県坂井市では、この日本一短い手紙を題材に全国から手紙を募り、平成5年から一筆啓上賞、平成15年からは新一筆啓上賞を設けています。坂井市の町づくり事業に取り組み、毎年テーマを変えて開催しています。

丸岡城に行ったときに外に何枚かの手紙が貼られて展示されていました。

今回のテーマはたぶん、先生というテーマのような感じでした。クスっと笑いが出るようなものや、ウルっと涙が出そうな良い作品の手紙ばかりでした。

今までに応募された手紙は100万通を超えるらしいのですが、それらの手紙は本にもなっているし、映画にもなっているそうです。本になっていることは知っていましたが、映画になっていることは知りませんでした。

また息子が小学校時代、夏休みの宿題に一筆啓上の手紙を書く宿題があったような記憶があります。全国区の宿題かどうかはわかりませんが・・・。

まとめ

丸岡城は大きくはありませんでしたが、修復はされているものの戦国時代の雰囲気がある江戸時代を思わせるお城でした。

観光客は少なかったですが、春ごろに行くとまた違った趣があるのでしょうね。

丸岡城が浮かび上がるような桜を見に行ってみたいです。

また、いろいろ調べてみると他にも見どころがあります。そのうちの一つに歴史民俗資料館があり、少し覗いてきました。小さな建物で、鎧や江戸時代から明治・大正・昭和のお金が展示してあったり、地元のイベント紹介などがありました。

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